パルネラ商会妄想物置ラスタ
なんかこうアレなケモナーのごちゃ混ぜブログです。┌(┐=^ら^)┐ケモォ…
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ラスタです。
ヤマネコ獣人がパルネラ商会の妄想物置で一人ぼっちの倉庫主任をやっている設定で運営しています。

獣人とか魔物娘とか描いてもふもふしてます。
AUCとかアレでコレなゲームとか話題とかして妄想しています。
PL的なお付き合いはツイッターでどぞ!



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汐凪市の物語・狼さんとお嬢様
汐凪市の物語をお一つ。
汐凪市立高等学校2年3組に一人の留学生がやってくる。
留学生の名前はイザベル・シャロット、貴族のお嬢様。
湧き上がるクラスの反応を笑顔で答える彼女の心は、少し曇っていた。

しかし貴族の堅苦しい生活に嫌気を感じていた彼女は、留学と言う小さな逃避行を行っていた。
海外へ行っても何も変わらないのだろうか、そう疑問に思う中、一人の学生に目が留まる。
銀色の毛並みを持つ狼獣人の男子生徒大上良樹は一度だけ彼女を見て、興味が無さそうに窓の外を眺めていた。
初めて、自分に目を向けないリアクションを見せた彼が、イザベルを引き付けた。

イザベルへの校舎案内を担任市村薫がクラスメートから募ろうとするも、その場で居眠りをしていた大上を指名する。
面倒そうな様子を見せるも、大上は丁寧に校舎を案内しイザベルの質問に答えた。
不良の様な外見に反して、根は紳士だとイザベルは感じた。
教室に戻ればイザベルはクラスメートからの歓迎を受け、汐凪市へ来て良かったと思う。

学校への登下校は執事の車で送迎されていたが、ある日イザベルはクラスメートのネズミ獣人東山優達と帰ろうと誘われる。
初めての歩きでの下校にイザベルは胸を高鳴らせるも、とある商店街の食堂でアルバイトをしている大上を目撃する。
東山達と一緒に帰っていた清水久継から大上の家庭の事とアルバイトの事をイザベルは聞かされる。
大上の事情を知り後ろ髪を引かれる思いでこの場を後にするも、イザベルは大上の姿がその日、ずっと気になっていた。

ある夏の日、イザベルは東山達と下校する。
その時、イザベルは大上に一緒に帰ろうと声をかける。
月に一回、大上がバイトを休んで下校している事を世間話から知ったイザベル。
今までも世間話程度は交わしていたが、一度ちゃんと話をしていたいと考えていた。
その気の無い狼の背中を東山と清水、そしてクラスメイトの猫獣人佐々木雅也の後押しで5人で帰る事に。
クラスではイザベル、東山、清水、佐々木、そして大上の5人で一緒にいる事が多かった。
そして全員と一緒である事が嬉しいと話すイザベル。
同意する東山達、大上は少し考えてから頷いた。
それから全員が家の事や部活、バイトの事を話す中、イザベルは、大上の様子に違和感を感じていた。

夏祭りが近い、そう清水から聞いたイザベルは大上も夏祭りに参加するのかと尋ねる。
大上は祭りのバイトだと答え、イザベルはやっぱりと気落ちする。
イザベルの様子を見て大上は休憩時間なら付き合えると返す。
その言葉で意気込みを強くするイザベル。
夏祭り用の浴衣を東山と東山の友人のイルカ獣人の鳴海恵と一緒に選ぶ。

夏祭り当日、東山、清水、佐々木、鳴海の5人で夏祭りに向かう。
皆一緒に行動するも、屋台の休憩に入った大上に出会うと東山達はイザベルと大上を置いてその場を後にする。
屋台の主、宗方士郎からバイト代の日給を渡される大上。
まだ時間は残っていると返すも、宗方からイザベルと花火を見て来いと言われる。
蝶の柄の入った浴衣姿のイザベル、ジーンズとシャツ姿の大上。
合ってないなと話す大上にイザベルはそんなことはないと返す。

二人で花火を見上げる中、イザベルは大上にそっと寄り添う。
驚く大上にイザベルはずっと気になっていたと告げる。
自分を貴族だと、留学生だと特別扱いせず、普通の学生として接してくれた大上が好きだと告白する。
打ち上げ花火が夜を照らす中、大上はイザベルの言葉に照れながら頷く。
そして、そっと彼女と口付けを―――。

翌日の朝、朝食を食べるイザベルを執事が嬉しそうな表情で見詰める。
何が嬉しいのかと尋ねると、執事は笑顔でこう答えた。
お嬢様は今、とても輝いていらっしゃると。
その言葉を聞いてイザベルは頷き、私は今とても充実していると返した。

イザベルは街の商店街へ足を運ぶ。
そこには東山、清水、佐々木、そして大上とその弟達がいた。
今日は公園で遊ぶのだと言うと、皆は笑顔で歩き始める。
イザベルと大上が目が合い、二人はそっと両手を握り、微笑み合う。
夏と二人の恋は、まだ、これからだった。

狼と令嬢

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